読書日記(4)「売れる文章術」(著者:中野巧)

◆この本をなぜ読もうと思ったのか

これはもう、生活のため必要だからです。私は仕事柄、社労士の営業のためにダイレクトメールを書いたり、セミナーの集客のためのチラシを作ったり、ファックスDMを作ったりします。

そして、その反応が売上に直結します。書いた文章でどれだけの反応が取れるかに生活が懸かっているわけです。

ですから、この本はタイトルが気になったので、読んでみました。さらに、本の表紙に著者の中野さんより推薦者の神田昌典さんの名前が大きく出ていたので、これって本当は逆じゃないのと思いましたが、著者も必死なんだと思って、読んでみようと思いました。

◆ダイレクトマーケティングについてはいろんな本で書かれているけど

ダイレクトマーケティングについては、神田昌典さんの本をはじめいろいろな本で書かれており、この本でも同様なことが言われています。要は次の3点のことです。

① 人を動かすのは人間の感情に直接訴えて共感を得ること

② 人間はストーリーに惹かれるので、ストーリーで語るのが有効

③ 文章は自分が何を伝えたいのかより、読んだ人が何をどういう順番で知りたいのか、それ

に応えることが重要。

◆この本の独自の視点は何?

ここまでは、よく言われていることですけど、この本の独自性は、上に書いた①②③のダイレクトマーケティングの原則を踏まえた文章をどうやって書くかについて、練習して習熟するとかということではなく、最初から型を作っておいて、その型にあてはめるように穴埋めシートを埋めながら文章を作れば自動的に共感される文章が出来上がるという、穴埋め文章術を紹介しています。

もう一つは、エンパシーライティングという手法で、読む人がどのような感情を持つのか、プラス面、マイナス面の感情に対して、どう声掛けをするのか付箋に書き出して、その付箋を山あり谷ありのストーリーになるように貼り付けて、最後に文章の体裁を整えると言うものです。

この過程で、自動的に読んだ人が共感できる文章が出来上がると言うものです。

私は、このエンパシーライティングに驚きました。特に、この動画を見ていいただくと、それを実感し理解されると思います。

>>(1) エンパシーチャートの描き方(売れる文章術) - YouTube

◆このノウハウは驚き!一生使えるかも

自分はまだこのエンパシーライティングの技術を使えていませんが、何回か実践してみて、これが受有に使えたら一生使える技術になるかも・・と思いました。

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